Ride&Write

『ライド アンド ライト』新旧のバイク紹介、バイク購入、バイク売却、ツーリング、整備、カスタム、DIY、食レポなどのブログです

ZXR250 レーサーレプリカ全盛時代のエアーダクトが気になる!

ジョージマンです。

 

前回Ninja 250の記事を書いた時に

ZXRについてのコメントを頂きました。

id:primedesignworks さん

id:AspergerSyndrome さん

id:doukana さん

ありがとうございます。

 

私もZXRは大好きな車種なので、

今回はZXR250をご紹介したいと思います。

f:id:kokubu_ou:20170707152745j:plain

◆ MMD MODEL:瑞鶴 「艦これ」ファンアートモデル(モデル製作:槭樹)

>>【実録】バイク王のお試し査定で最高額を聞き出す方法とは?

 

 

2本のホースはラムエアーではない

ZXRシリーズは750、400、250と1989年から3種類の排気量で発売されています。

 

シリーズ全排気量一番の共通点といえば

アッパーカウルとガソリンタンク前部につながる

 

ザクパイプ

 

ツインテール

 

2本のエアーインテークホースでしょう。

 

 

f:id:kokubu_ou:20170712130204j:plain

▲ZXR250

CC BY-SA 3.0

ウィキメディア・コモンズ経由

 

f:id:kokubu_ou:20170712130216j:plain

ZXR400

Piero from nl GFDL, CC-BY-SA-3.0  

ウィキメディア・コモンズ経由

 

f:id:kokubu_ou:20170707112536j:plain

ZXR750

実は過去にZXR750に乗っていました。懐かしいw

 

この2本のエアーインテークホースは最終型のZXR750を除いて全てのZXRに装着されています。

 

f:id:kokubu_ou:20170712130227j:plain

1993-1995年式のZXR750の最終型(L型)はアッパーカウル左側からフレームへダクトが伸びています。

 

みんな勘違いしやすいのですが、2本のエアーホースはラムエアーインテーク(走行風をエアークリーナーに送り込むシステム)ではありません。

 

じゃあ、あのホースは何なのか?

というと

 

K-CAS(カワサキ クール エアーインテーク システム)

といって、

 

走行風でエンジン上部を冷やす為のものなんです。

 

でもZXR250だけには

このダクトの勘違いは、後にHONDAから発売されたRVF400のダクトと混同されてるんじゃないかな?

 

と、個人的には推測しています。

 

RVFのアッパーカウルからタンクにつながるダクトはエアークリーナーに連結されており、ラムエアーインテークシステムになっています。

 

f:id:kokubu_ou:20170712130236j:plain

▲RVF400

ウィキメディア・コモンズ

 

このRVFのアッパーカウルについたダクト形状は当時『NACAダクト』と呼ばれていて、正真正銘アメリカ航空諮問委員会(NACA)で開発されたエアインテーク形状。

 

f:id:kokubu_ou:20170712130243j:plain

Meggar from en.wikipedia.org

GFDLCC-BY-SA-3.0

ウィキメディア・コモンズ経由

 

当時、NACAダクトじゃないとラムエアーは効果をあまり発揮しないみたいなこともささやかれていました。

 

そしてZXR250のアンダーカウルをよくみてみると・・・

 

f:id:kokubu_ou:20170712130254j:plain

 

似たような形状がアンダーカウルにありますね~

 

そして、K-CASではなく『K-RAS』とあります。

 

そう!『カワサキ ラム エアー システム』です!

 

実は250ccだけには初期型の1989年から採用されていたんです。

 

レッドゾーンは19000rpmから!

ZXR250のタコメーターを見てみると、数字の表記は20000rpmまであり、目盛りは21000rpmまであります。

 

レッドゾーン19000rpmからとかなりの高回転型エンジン。

 

ノーマルは15000rpmで最高出力を発生しますが、マフラー交換とキャブセッティングによって出力特性を変えれば、15000~20000rpmの回転数で最高出力を向かえるようになります。

 

ラムエアーインテークの効果は様々あるのですが、そのうちの一つにエアクリーナー内の真空状態の解消があります。

 

おそらく20000rpm近くまで回すとエアクリーナー内の空気はものすごい勢いで吸い込まれているでしょう。

 

こういった点からもK-RAS採用がZXR250は急がれたのではないかと思われます。

 

最強のZXR250、ZXR250R

ZXR250のスペックは1992年式が最強なんだそうです。

 

ZXR250(C2)のスペック

最高出力 :45PS / 15,000rpm

最大トルク:2.6kgf・m / 11,500rpm

車体重量:141kg(乾燥重量)

※当時のカタログは乾燥重量といって、できるだけ軽く見せようとオイルやガソリン、冷却水を抜いた状態で掲載されていました。

 

何が最強かといえばまずは最高出力。

自主規制めいっぱいの45PSです。

翌年の1993年からは自主規制強化で40PSに抑えられています。

 

そして重量。

1991年式に比べて3kg軽量化されいます。

しかし、本当の最強はC2ではありません。

 

ZXRシリーズには750、400、そして250の後ろに『R』のついたモデルが存在します。

 

ZXR250R(D2)

これが最強スペックのZXR250でしょう。

 

レースベースモデルとして用意された限定車で、NSR250RやTZR250R、RGV250Γ でいうところの『SP』に相当します。

 

クロスミッションや別体リザーバータンク付きの専用サス

そしてFCRキャブレターが標準装備されます。

 

FCRキャブレターというのは通常のキャブレターと比べ、レース向きに作られたキャブレターで、その装着によりエンジン出力は10%~15%向上すると言われています。

 

私も昔、ZX-9RというバイクにFCRキャブレターを装着したことがありますが、あからさまにパワーアップを体感できました。 

 

1992年式 ZXR250R(D2)はカタログスペック上ZXR250(C2)と同じですが、おそらく1988年式NSR250Rがカタログスペック45PSなのに実際計測すると60PSも出ているのと同じように、実際は相当パワーアップされていると思います。

 

FCRキャブレターはアフターパーツとして手に入れることができますが、非常に高価ですし、基本ノーマルのエアクリーナーを取り付けることができません。 

 

JB POWER(BITO R&D) JBパワー(ビトーR&D) FCRキャブレター ZXR250

 

つまり標準装備タイプのFCRじゃないと、せっかくのラムエアーが使えません。

 

全ての排気量でZXR『R』モデルは超希少になっていますので、欲しい人は見つけ次第ゲットするのが良いでしょう。

 

ZXR250まとめ

他にも倒立フォークの採用や軽量高剛性のアルミフレーム、スイングアームなど調べてみると魅力がいっぱいのZXR250。

 

発売当時、人気はライバルのCBR250RR(MC22)に押され気味だったので流通量は少なく、今では中古車の数がかなり減少しています。

 

また、NSRなどの2ストと同様に20年以上前のバイクで高回転、高出力エンジンを搭載していますので、故障も実際多いようです。

少々の覚悟は必要でしょう。

 

欲しいと思っている人は信頼できるお店で、程度の良いZXR250を見つけたり、探してもらえるのなら、すぐにでも手に入れておくことをオススメします。

 

特にZXR250Rは超希少バイクなので即ゲットですね!

 f:id:kokubu_ou:20170928113110j:plain

 

【関連記事】

www.ride-write.com

www.ride-write.com

www.ride-write.com

www.ride-write.com

www.ride-write.com