Ride&Write

『ライド アンド ライト』新旧のバイク紹介、バイク購入、バイク売却、ツーリング、整備、カスタム、DIY、食レポなどのブログです

ZX-14(ZZR1400)のアンダーカウルを外して ブレーキフルードとラジエター液(クーラント)を交換

ジョージマンです。

遠方の友人からツーリングのお誘いがあり、参加表明したものの大排気量バイクとの長距離&高速道路メインツーリングにNSR250Rでは少々不安があります。

そこで親戚がZX-14(ZZR1400)に乗っていることを思い出し、今回のツーリングは

このバイクを借りることにしました。

f:id:kokubu_ou:20171016163738j:plain

>>【実録】バイク王のお試し査定で最高額を聞き出す方法とは?

 

【目次】

 

整備が必要だったZX-14

早速、親戚に連絡を取ってみると

「貸してもいいけど、フロントブレーキが握り込まないと効かないよ。」

「たぶんブレーキフルードを新車で購入してから1度も交換していないので原因はそれだとおもう。」

症状からしてブレーキラインのエアかみが原因だろうと考え、私は修理して返却を条件にZX-14を借りることにしました。

 

NSRを預け、ZX-14を引き取り自走で自宅へ戻ります。

・・・なんか臭う。

ラジエター液の臭いがします。

どこかしらから漏れてるレベルの臭いで、リザーブタンクの容量も不安な量です。

カワサキっぽいな・・・w

f:id:kokubu_ou:20171016170007j:plain

 

ZX-14のアンダーカウルを外そう

まずはアンダーカウルを外さないとホース類は見えませんし、ラジエターキャップは外せたものの、給水するには口が遠すぎます。

ボルトが多くて面倒ですが、左右のアンダーカウルを外します。

f:id:kokubu_ou:20171016170519j:plain

 

順番があるZX-14のカウルの外し方

人のバイクなのでヘタなことは出来ませんが、マニュアルもありません。

なのでZX-14のカウルを外すのは時間がかかりました。

特にセンターとボトムのつなぎ方が下の写真のように真ん中で折るような組み方になっていて苦労しました。

f:id:kokubu_ou:20171016171149j:plain

 

どこで苦労したかというと、左側です。

折りたたもうとしても床やサイドスタンドに接触して折りたためません。

もう一人バイクを支えてくれる人かメンテナンススタンドがあれば楽勝ですけどね。

最悪センターとつないだまま外しましょう。(カウルの爪が折れるかもしれないので推奨しません)

f:id:kokubu_ou:20171016171423j:plain

 

次にハンドル下のカバーとタンク前方のカバーを外します。

ハンドル下のカバーはボルト3本で止まっているだけでピンなどはありません。

f:id:kokubu_ou:20171016172634j:plain

 

タンクカバーはセンターと左右の合計3本のボルトと、ゴムブッシュに押し込むタイプのピンが左右で合計4本ありますので気をつけましょう。

f:id:kokubu_ou:20171016173256j:plain

 

サイドカバーもゴムブッシュに押し込むタイプのピンが左右に2本ずつあります。

f:id:kokubu_ou:20171016174608j:plain

 

残るはセンター部分。

アッパーカウルとのつなぎ目に気をつけます。

まずはプラスチックピン。真ん中を六角レンチなどで押し込むと外れます。

f:id:kokubu_ou:20171016175332j:plain

 

次に穴の奥にある六角ボルト外します。

f:id:kokubu_ou:20171016175455j:plain

 

サイド側のボルトを外していきます。

f:id:kokubu_ou:20171016175735j:plain

 

アッパーとの継ぎ目はひっかけるようになっているのでムリヤリ引っ張らないように注意しましょう。

f:id:kokubu_ou:20171016175832j:plain

 

ウィンカーのカプラーにも注意。

f:id:kokubu_ou:20171016213428j:plain

 

やっと取れました。

大量のビス!

f:id:kokubu_ou:20171016184403j:plain

 

ZX-14の特徴であるバックボーンフレームが丸見えです。

f:id:kokubu_ou:20171016184302j:plain

 

行きどころを無くしたバッテリーやエアクリーナーはフレームの中という思い切ったことをやってます。

f:id:kokubu_ou:20171016202128j:plain

 

ラジエター液漏れの修理

カウルを外すと、ラジエター液漏れの箇所はすぐに見つかりました。

左側下部のホースから漏れて乾燥した跡があります。

f:id:kokubu_ou:20171016184619j:plain

 

まずはホースを外してみます。

ラジエター液もドス黒くなっているので交換しましょう。

f:id:kokubu_ou:20171016184757j:plain

 

ホース自体はひび割れもなく、まだ柔らかかったのでジョイント部分の塗装はがれや腐食をワイヤーブラシとサンドペーパーでならします。

f:id:kokubu_ou:20171016185143j:plain

 

キレイになりました。

f:id:kokubu_ou:20171016185202j:plain

 

ホースをつないで新しいラジエター液を注ぎます。

カウルを取って正解です。

f:id:kokubu_ou:20171016185353j:plain

f:id:kokubu_ou:20171016185411j:plain

 

エンジンをかけてエア抜き

f:id:kokubu_ou:20171016185443j:plain

 

リザーブタンクも適量にしておきます。

f:id:kokubu_ou:20171016185526j:plain

 

これで今のところは漏れの再発もなく大丈夫です。

 

ブレーキフルードの交換

さて、ここからがメイン(?)のブレーキフルードです。

新車購入から1度も交換していないという事は約10年交換していないという事なので、前後ブレーキと油圧クラッチのフルードも交換することにしました。」

 

ブレーキフルードが塗装部分にかかると塗装が変色します。

もし、カウルなど塗装面にブレーキフルードがかかってしまった場合はすぐに水でよく洗い流しましょう。水で中和、洗い流せます。

今回は先にカウルを外したので念のため外したまま作業します。

 

もうフタを開ける前から嫌な予感がしますw

f:id:kokubu_ou:20171016185845j:plain

 

コーヒーはいかが?w

スゴイ!ブレーキフルードってここまで黒くなるんですね!

f:id:kokubu_ou:20171016185958j:plain

 

底に汚れも沈殿しちゃって新しいフルードを注いでも溶けません。

本来ならマスターシリンダーをオーバーホールしたいところですがツーリングまで時間がないのでフルードの交換だけにします。

f:id:kokubu_ou:20171016190238j:plain

 

ブレーキフルードを交換する儀式はオイル選び同様宗教化しているので、色々な方法があります。

今回ご紹介するのは私が一人で作業する場合に良いと思っている方法です。

 

まず、注射器とワンウェイバルブ付ホースを用意します。

f:id:kokubu_ou:20171016190621j:plain

 

AZ 注射器(シリンジ)60ml[耐油チューブ50cm付] *郵送で送料無料

価格:540円
(2017/10/16 22:17時点)

>>Amazonでみる

 

AP ワンウェイ バルブ【工具 DIY】【アストロプロダクツ】

価格:961円
(2017/10/16 22:21時点)

>>Amazonでみる

 

注射器を使ったエア抜きは、キャリパー側から抜くという人と、キャリパー側からフルード入れるという人がいますが、私はキャリパーから抜く派です。

キャリパー側からフルードを注射器で抜くと、注射器のピストンが戻される事が多いので、逆流を防ぐためワンウィバルブを途中に入れるのです。

f:id:kokubu_ou:20171016190907j:plain

 

マスターシリンダーカップに新しいフルードを注いで、ブレーキキャリパーのブリーダーにホースをつないでスパナでブリーダーを緩めます。

ブレーキレバーの操作はしません。

緩める前にちょっと注射器をひいておくと勢いよくフルードが流れます。

f:id:kokubu_ou:20171016191220j:plain

 

カップの中のフルードがなくならないか確認しながらやりましょう。

なくなっているのを見落として作業を続けるとまたエアをかむことになります。

ブレーキフルードの色が新しい色になるまでやりましょう。

f:id:kokubu_ou:20171016191356j:plain

 

反対側も色が変わるまでやります。

f:id:kokubu_ou:20171016191552j:plain

 

エアがなかなか抜けない(ブレーキのあたりがでない)ときはマスターシリンダーのブリードバルブやバンジョーを緩めてエアを抜きます。

マスターシリンダーから抜く時はブレーキレバーを握ったままブリーダーを緩めます。

※バンジョーを緩める場合はフルードが飛び散るので濡れたウェスなどでバンジョーのまわりを抑えましょう。何度も言いますが、ブレーキフルードは塗装を変色させます。

何度かやってあたり(ブレーキの感触)を出して気泡がでなくなるまでやりましょう。

f:id:kokubu_ou:20171016191821j:plain

 

気泡がでなくなって、ブレーキの握りしろに問題がなければ(あたりが出たら)エア抜き完了です。

マスターシリンダーカップにフルードを適量補充して~

f:id:kokubu_ou:20171016192323j:plain

 

ダイヤフラム(ゴムのフタ)を戻して~

f:id:kokubu_ou:20171016192333j:plain

f:id:kokubu_ou:20171016192342j:plain

 

フタをします。

ブレーキの効きも良好です。

f:id:kokubu_ou:20171016192353j:plain

 

次にリアブレーキです。

コッチはまだ紅茶ぐらいの色合いですw

f:id:kokubu_ou:20171016192513j:plain

 

基本的にはフロントと同じ作業です。

f:id:kokubu_ou:20171016192620j:plain

 

ブレーキパッドの面取りもやっておこう

ブレーキをかけた時に少しキーキー音がするのでパッドの面取りをしておきます。

ブレーキキャリパーの汚れは酷くなかったので歯ブラシと中性洗剤で洗いました。

f:id:kokubu_ou:20171016225203j:plain

 

ZX-14のフロントブレーキのキャリパーは1つのキャリパーにつき4枚のパッドが入っていました。

f:id:kokubu_ou:20171016225320j:plain

 

角が立っているので金ヤスリで削ります。

f:id:kokubu_ou:20171016225421j:plain

 

こんな感じです。

f:id:kokubu_ou:20171016225455j:plain

 

油圧クラッチのフルード交換

次はクラッチです。

こちらもエスプレッソみたいになっています。

f:id:kokubu_ou:20171016211726j:plain

 

クラッチはレバーを握っていないとキャリパーからフルードが出てこないので、ゴムチューブで縛りました。

f:id:kokubu_ou:20171016212532j:plain

 

注射器で抜いていきます。

f:id:kokubu_ou:20171016212708j:plain

 

カップが小さいのでフルードがなくならないように気をつけましょう。

私はミスってエアが入っちゃいましたw

f:id:kokubu_ou:20171016212828j:plain

 

このクラッチマスターはブリードバルブがついているので上からエアを抜きます。

何度かレバーを握ってある程度あたりを出し、レバーを握りながらブリードを開けてエアを抜きます。

f:id:kokubu_ou:20171016213018j:plain

 

エアが抜けきって、あたりがでたらダイヤフラムとフタを元に戻して完了です。

 

カウルを

センター

 ↓

ボトム

 ↓

サイドカバー

 ↓

タンクカバー

 ↓

ハンドル下カバー

の順で戻しましょう。

 

お疲れ様でした。

f:id:kokubu_ou:20171016214759j:plain

 

f:id:kokubu_ou:20170928113110j:plain 

 

【関連記事】

www.ride-write.com

www.ride-write.com

www.ride-write.com

www.ride-write.com