レンタルした
新型カタナ(KATANA)での
ツーリングレポートです。

今回は一泊二日で
島根県にある出雲大社まで
行ってきました。

今回は気楽な一人旅です。

 

兵庫・鳥取ルート

今回、
出雲大社へ向かうにあたって
予約した宿泊地は
鳥取県米子市。

岡山から北上するルートと
兵庫県から北上して
鳥取県に入る
北上するルートがあります。

今回はまず出雲大社ゆかりの
白兎神社へも行きたかったので
行きは兵庫県からのルートを
選びました。

 

戸倉峠

兵庫県から鳥取県へ
抜けるルートは色々ありますが
戸倉峠という道が
私は好きなので、
このルートを選びました。

季節も秋から冬に向かい
高速道路でも山間部を通るので
温度調節が微妙です。
各種インナー装備は
忘れずに持っていきましょう。

 

中国自動車道の
山崎インターを降りて
順調に走っていましたが

んん?渋滞?

平日の田舎道では
まずありえません。
事故??

 

と思ったら
お祭りの神輿による
交通規制でした。

姫路西部から北に向かって
豊岡あたりまでは
現在でもお祭りが盛んで
平日の会社を休みにしてでも
盛大に催されています。

 

渋滞を抜けて
道の駅 みなみ波賀
で休憩をとります。

 

パン屋さんなんかもあって
ゆっくりできる道の駅です。

でも渋滞で時間を消費してしまったので
コーヒーを1本飲んで
すぐに出発します。

 

ここから先は
戸倉峠という峠道です。

夏場は流しそうめんで
人気のスポットです。

 

前半は緩めのコーナー
後半はタイトなコーナーと
走りごたえのある峠道です。

そしてこの峠の先には
あの名所があります。

 

 

スズキの聖地 隼駅

毎年8月上旬に
2000台を超える
スズキ GSX1300R 隼が
集まるというスズキの聖地
隼駅です。

 

通り道なので寄ってみました。

 

登録有形文化財です。

 

カタナ駅もあるのかな~?
って思ったら
1日限定であったみたいですね。

スズキ『カタナ』列車が天竜浜名湖鉄道に登場 9月15日限定で「カタナ駅」も

 

白兎神社

隼駅を後にして
さらに北上します。

ここからは
鳥取道と山陰道の無料区間を
利用します。

 

高速を降りて
海沿いまで進むと
砂だらけの交差点が出現。
鳥取らしい光景です。

滑って転ばないように
注意して走りましょう。

 

海岸に出ると間もなく
道の駅 神話の里 白うさぎ
に到着です。

 

島から和邇(鮫)の背中を渡って
海を渡ろうとした
因幡の白兎ゆかりの地です。

 

道の駅内には白兎神社があり、
大国主命(オオクニヌシノミコト)と
八上比売(ヤカミヒメ)の
仲を取り持った因幡の白兎を
縁結びの神様として祀っています。

 

道の駅から歩道橋を渡って
海岸の方へも行けます。

 

海岸から見えるのは
白兎が和邇を使って
渡ろうとした小島が見えます。

島の上には鳥居が立っていました。

確かにサメ10匹ぐらいで
渡れそうな距離ですね。

 

波が荒々しいからか
サーファーの方が
数名おられました。

 

泊漁港でヒラメ丼

道の駅 神話の里 白うさぎで
昼食をとっても良かったのですが
せっかくだからおいしいものを
目指して走ります。

 

海沿いの道は気持ちよいです。

 

泊漁港のすぐそばにある
道の駅 とまりの食堂
元気海に到着です。

 

閉店は15時と思っていたので
余裕だと思っていましたが
ラストオーダーは30分前で
ギリギリセーフでした!

 

さっそく中に入って
ヒラメ丼(元気丼)を注文。

みそ汁がついて
1200円は安い。

 

お刺身もたくさんのっていて
大満足です。

 

道の駅はわい

とうとう海外にまで
やってきました!?

 

Google Mapでは
直接山陰自動車道から
入れないような感じでしたが
PAのように入れました。

 

ハワイ感はあんまりないです。

 

あ、ソフトクリーム
食べておこうw

 

梨と生乳のミックスにしました
しっかり梨の香りがします。

 

ハワイっぽさ無いかな~?
と道の駅を歩いていると
オシャレなカフェを発見。
こちらではロコモコなど
ハワイアン料理が
食べられるようです。

 

あ、くっそー
ソフトより
こっちのジェラートの方が
おいしそう!

 

くっそー
おいしい!

ダブルを注文したかったけど
シングルで我慢しました。

 

鳴り石の浜

本当は1日目に境港まで
行きたかったのですが、
時間的に微妙になってきたので
予定を変更して、
途中にある鳴り石の浜に
立ち寄りました。

 

行きどまりみたいな場所でしたが
間違いありませんでした。

素潜り漁(?)をする人の車が
けっこういました。
OKなのかな??

 

道を歩いて浜の方に進みます

 

丸くて大きな石が
波の押し引きで
コトコトという音を立てます。

だから地名が
琴(コト)浦町なのかな?

 

鳥取のご当地ラーメン

鳴り石の浜を後にして
ホテルのある米子に向かいます。

その前にご当地ラーメン
『牛骨ラーメン』のお店で
夕食を済ませようと思います。

 

今回選んだのは
西葉食堂さんです。

外にはのぼりが
ありませんでしたが、
カウンターの
のれんになってましたw

 

迷わず牛骨ラーメンを注文。

 

見た目は醤油ラーメンです。

 

麺は黄色いちぢれ麺

かなりあっさりしていて
繊細な味です。

 

テーブルに辣油を発見したので
ひとたらし。

 

おお!ゴマ辣油だ。
劇的においしくなりましたw

 

晩酌用のお酒とおつまみを
コンビニで買って
予約しておいた
シャトー尾高というホテルに
チェックインします。

 

シャトー尾高はその名の通り
昔お城があったようです。

 

古いですが、
安くて
全部屋マッサージチェア付き
大浴場もありました。

個人的には二重マル。

 

出雲大社

一晩明けて、
出雲大社を目指します。

 

夜露でビチャビチャに
なってました。

 

 

途中の宍道湖(しんじこ)SAで
宍道湖を眺めながら休憩。

 

山陰道を斐川ICで降ります

 

下道を30分強走って
出雲大社に到着です。

前の車には出雲大社の
交通安全ステッカーが
たくさん貼ってありますw

 

到着です。

 

10月は神無月と言って
神様がいない月とされていますが
10月の出雲大社には
神様が集まってくるそうなので
神在月としてお祭りがある様です。

但し10月とは言っても旧暦なので
11月初旬のころらしく
私が行ったタイミングでは
神在月ではなかったようです。

 

松林がきれいな神社です。

 

ここにも兎がいますね

 

 

写真は拝殿ですが
出雲大社の本殿や
神楽殿にも大しめ縄が
奉納されています。

 

こちらは神楽殿の
大しめ縄

 

御祀神は大国主命
神仏習合により
大国神(大黒天)と
同じとも考えられています。

神社にお参りするときは
通常、二礼二拍一礼ですが
出雲大社では二礼四拍一礼
とされています。

また出雲大社の最大のお祭
5月14日の例祭(勅祭)では
二礼八拍一礼
になるそうです。

 

山王社

出雲大社から
少し東に歩いた場所にある
山王社は
大山咋神(オオヤマクイノカミ)
を祭るお社です。

名前の通り山の神様であり
大国主命の義父である
須佐之男命(スサノオノミコト)の
孫にあたる神様です。

 

さらに西へ足を進めると
命主社があります。

正式には
神魂伊能知奴志神社
(カミムスビイノチヌシノカミノヤシロ)
といい、
天地開闢(世界のはじまり)の
造化三神の内の一柱、
神皇産霊神(カミムスビノカミ)
が祀られています。

 

ここには
樹齢千年を超えるとされる
椋木(むくのき)があり
パワースポットとして
人気があります。

 

稲佐の浜

出雲大社でお参りを済ませ
今度は少し西の稲佐の浜に出ます。

 

ここは大国主命が
天照大御神(アマテラスオオミカミ)
の使いである
武御雷命(タケミカヅチノミコト)
から国を譲るよう迫られ
否然(いなさ(断る!)と
いった交渉があったとされる
岩があります。

 

神在月にはこの岩を目指して
八百万の神が上陸してくるとされ
パワースポットとしても人気です。

 

日御碕神社

稲佐の浜から北上すると
日御碕神社があります。

 

ここへのルートは
新型カタナの性能が
十分確かめられる
かなり楽しいワインディングでした

 

日御碕神社に到着しました。
朱塗りが鮮やかな神社です。

 

ここには
須佐之男命と
天照大御神が
祀られています。

 

須佐之男命は八岐大蛇を
やっつけた英雄であり
大国主命の義父である為
出雲周辺では
須佐之男命を祀る神社が
たくさんあります。

 

猪目洞窟

黄泉の国(あの世)の
入り口とされるのが
猪目洞窟です。

 

何やら恐ろしいことが
書かれていますね。

 

上から覗くと
何やら機械がいっぱい。

発掘作業中?

 

かと思ったら
漁師さんの道具のようです。

黄泉の入り口に
船をつないでも
平気なのかな??

 

近くで見ると
こんな感じ。

岩の色が
綺麗ながらも
不思議な感じがして
コワイ感じもします。

 

黄泉の国への
道しるべでしょうか?
コワいですねぇ

 

周辺には洞窟や洞穴が
たくさんあるようです。

 

佐太神社

出雲国三大社
(出雲大社、日御碕神社、佐太神社)
のうちの一つで
御祀神の佐太大神は
出雲国で最も尊いとされる
神様の内の一柱で
猿田彦大神(サルタヒコオオカミ)
と同じ神様とされています。

 

ベタ踏み坂・水木しげる記念館

次に1日目にたどり着けなかった
境港を目指します。

島根、鳥取は信号が少なく
距離のわりに移動は早いのですが
この日も帰りの時間を考えると
ギリギリでした。

 

中海沿いの道を走るのも
気持ちが良いです。

 

中海に浮かぶ
江島から境港への
江島大橋は通称ベタ踏み坂。

大型船舶が通れるように
こうなっているようです。

 

境港の街をしばらく走ると
水木しげるロードに
到着しました。

 

駐車場のおじさんに
バイクも駐車できるか
聞いてみたら、
バイクなら海沿いに
邪魔にならないように
とめればいいよ
とのアドバイス。

 

すいてるし、
適当でいいかな?
駐車されている
車の並びに合わせて
止めました。

 

カタナを止めて
テクテク歩き、
水木しげる記念館に
やってきました。

 

館内は撮影できるところと
出来ないところがあるので
注意しましょう。

 

 

水木しげるさんの
漫画の歴史がよくわかります。

 

鬼太郎も悪魔くんも
初期はとっつきにくそうな
キャラデザインですね。

 

水木しげるさんは
自らの戦争体験を基にした
戦記物の漫画も有名です。

 

奥には
立体化された妖怪たちも
展示されています。

 

撮影できな場所もあって
あまり多くは
ご紹介できませんが
ファンの方なら
十分に楽しめる
記念館だと思います。

最後には
樹齢160年の
赤松が植わっている
妖怪庭園がありました。

妖怪っぽさのある木ですね。

 

お土産は
水木しげる記念館の
すぐそばにある
『妖怪食品研究所』で
妖菓 目玉のおやじ
を買って帰りました。

甘さ控えめの
上品なお味でした。

 

 

米子道・中国道で帰路へ

まだまだ行きたい場所は
たくさんありましたが、
新型カタナはレンタルバイクなので
時間通りに
返却しなくてはいけません。

時間に自由が利かないのは
レンタルバイクの
デメリットかもですね。

 

ここからはほとんど
高速道路を通る道です。

 

米子道は大山、蒜山の脇を
通る道ですが、
標高が高いせいか気温が低く
寒いです。

 

寒さと疲れを感じたので
蒜山高原サービスエリアで
ちょっと休憩します。

 

蒜山ソフトクリーム!

おいしいのはわかってるけど
この寒さではなぁ・・・

 

お昼を食べていなかったので
中のレストランに入って
大山、蒜山の名物
ジンギスカンを頂きます。

臭みがほとんどなく
予想以上のおいしさでした。

 

そんなこんなで
今回も時間通りに
無事返却できました。

 

走行距離は2日間で800km
まぁ1日400kmなので
そこそこ走ったかな?

 

鳥取、島根は
まだまだ行きたいところが
たくさんあるので
また機会があれば
行ってみたいと思います。

皆さんも
ぜひ行ってみて下さい。