AGです。

2017年は排ガス規制の影響で
たくさんのバイクが
モデルチェンジを向かえていますよね。

CBR1000RRもそのうちの1台。

最新鋭の技術をめいっぱい
詰め込んだのはわかりますが、
最近のSSモデルは
お値段が少々高すぎませんか?

そんな中、
中古バイクが
お手頃な価格になってきているのが、
今回ご紹介する
SC57型のCBR1000RRRです。

CBR1000RR SC57

 

気が付けば最新CBR1000RRは9年ぶりのフルモデルチェンジ

2017年3月から
日本国内向けが発売になった
CBR1000RR。

他のメーカーと同様に
馬力規制はなくなり、
排ガス規制にも
大きなパワーロスをせず対応できた
最新モデルは
日本国内向け仕様でも

192PS / 13000rpm
11.6kgf・m / 11000rpm

CBR1000RR 4

ABSにトルクリミッターは
当たり前のように装着され、

  • スリッパ―クラッチ
  • チタンマフラー
  • チタンガソリンタンク
  • スロットルバイワイヤシステム(電子スロットル)
  • パワーセレクター(スロットルコントロール)
  • セレクタブルエンジンブレーキ
  • クイックシフター
  • フルカラーTFT液晶メーター
  • リチウムイオンバッテリー

などなど、
とりあえず全部のせみたいな
メニューになっています。

CBR1000RR 3

 

新型CBR1000RR(SC77)
気になるお値段は

スタンダードモデルが
メーカー希望小売価格¥2,014,200[消費税8%含む] 

オーリンズの電子制御サスペンションとBremboキャリパーを追加した『SP』は
メーカー希望小売価格¥2,462,400[消費税8%含む] 

レースベースの限定生産車でマルケジーニの軽量ホイールを装着した『SP2』は
メーカー希望小売価格¥3,024,000[消費税8%含む] 

※CBR1000RR SP2 2017年台数限定モデルはオーダー受付終了

CBR1000RRって
こんな高かったっけ??(;゚Д゚)

もう200万円って言ったら
1994年に発売されたRVF750(RC45)
と同じ価格ですよ。

しかもスタンダードモデルでwww

人それぞれ価値観は違うと思いますが、
レースに出ない限りは
ここまでのスペックは
オーバースペック&値段が高すぎるかな?
と私は思います。

 

SC57型は古さを感じないカッコよさ

冒頭でCBR1000RRは
9年ぶりのフルモデルチェンジ
と書きました。

今回ご紹介するSC57は
前型SC59よりも
さらに前型になるので、
10年以上前のモデルという事になります。

そう聞くと古いなぁ
って思ってしまう人も多いでしょう。

でもSC57って
新しいとか古いとかより
『カッコイイ』んです。
街中や公道ではコレ重要です!

なんと言っても
センターアップマフラー。

実は重心が高くなって
重量面とか
マスの集中とかスペック的に
不利なんですが、
カッコいいですw

CBR1000RR 2

▲後期型2006-2007年モデル
By Leon Wilson from London, UK(uploaded by RichN) (DSC_0081)
CC BY 2.0, via Wikimedia Commons

 

CBR1000RR 1

▲前期型2004-2005年モデル
by Alphajet79CC BY-SA 4.0 via Wikimedia Commons

 

そして、10年落ちモデルですから
中古バイクの価格は
リーズナブル。

60万円台から
見つけることも可能です。

 

中古バイクで気をつけてもらいたい『セミフルパワー』

CBR1000RRは
パワー至上のSSモデルとしては
珍しく当初から
日本国内向けモデルが
用意されていました。

しかし、馬力規制が
まだ残っていた
2007年以前のモデルですから、

【逆輸入フルパワー】
172PS / 11250rpm
最大トルク:11.7kg-m / 8500rpm

【日本国内向け】
94PS / 10000rpm
最大トルク:8.6kg-m / 6000rpm

78PSのパワーと
3.1kg-mのトルクが
抑えられています。

これだけ違うと、
もはや別のバイクと言っても
過言ではないでしょう。

で、実際中古の
CBR1000RR(SC57)を
探してみるとたくさん出てくるのが

国内仕様フルパワー化
セミフルパワー

と説明されている個体です。
(セミフルパワーって変な言葉ですねw)

実はこのSC57型は
国内向けモデルであっても
吸気パーツやマフラーを交換し、
ECU(コンピュータ)
の配線を細工すれば
燃料調節マッピングが切り替わり、
リミッターも外れ、
フルパワーに近い性能を
取り戻すことが可能なんです。

但し、マフラーを
社外マフラーにしている個体が多く、

理想の燃調よりも薄い状態に
なっていることが多い
ようです。

もちろん、
これで故障しても
メーカーであるホンダは
保証してくれません。

比較的このセミフルパワーになっている
中古のCBR1000RRは
車体価格が安く、
社外マフラーがついているので
お買い得なイメージが強いですが、

  • 燃調がきちんと確認されているか?
  • ECU配線や加工がきちんとされているか?(素人手で雑になっていないか?)
  • 故障に対してどこまで対応してくれるか?

自分で整備できる自信がない人は、
こういった質問に即答できるか
実際に確認してもらえるお店でないと、

セミフルパワーは
遠慮する方が無難と言えるでしょう。

 

CBR1000RR GooBikeでみる中古バイク価格は?

CBR1000RRは
国内仕様と逆輸入車仕様で
10万〜20万円の価格差が出ています。

フルパワーなどの表記があっても
価格が安い場合は
ベース車両が国内仕様になっていないか
確認をするようにしましょう。

ホンダ CBR1000RRの価格相場 | 新車・中古バイク情報 GooBike(グーバイク)

 

CBR1000RR(SC57)まとめ

SC57からフルモデルチェンジした
SC59は配線加工だけでは
フルパワー化できなくなっており、
その理由として
SC57のセミフルパワー化による故障が
多かったからだという噂もあるようです。

そういった背景からも
エンジンが
傷んでいることも予想されるので、
見た目はキレイなのに
妙に安いセミフルパワー車を見つけても
飛びついてはいけません。

お店の方とよく相談して
きちんと整備されているバイクや
アフターフォローを
してもらえるお店を選びましょう。

ちなみに
国内仕様、逆輸入仕様の見分け方は
タンクやスイングアームに貼られた
コーションシール(注意書き)が
日本語かどうかで見分けられますが、
確実なのはフレームナンバーです。

私の調べた限りでは、

  • 国内仕様:SC59-######
  • 逆輸入仕様:JH2SC59###M(K)######

(※間違っていたら教えてください)

以上参考にしてみて下さい。

うーん、気になる!

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最後まで読んで頂き、
ありがとうございます。