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AGです。
レンタル819年間会員
マイガレ倶楽部を利用しての
インプレッション&ツーリング
レポートです。
今回は
ZRX1200DAEG
前回レンタルした
CB1300SBとは
また違った魅力のあるバイクです。
目次
にじみ出るワルの雰囲気
今回レンタルしたZRX1200DAEGは
2016年式のモデル。
あまり見かけないカラーリングです。
どう見ても白バイにはなりえない
ワルっぽさが
デザインにただよっています。
またがってみるとやはりデカい。
ビッグバイクだなっという印象です。
しかしながら、
ハンドルは少し狭く手前。
車幅感覚がつかみやすく
渋滞などでも運転しやすいです。
カワサキらしいピーキーなエンジン特性
エンジンはZZR1200から受け継いだ
水冷直列4気筒 1164cc
最大出力:110PS / 8000rpm
最大トルク:10.9kg-m/6000rpm
私は過去に何台もカワサキ車には
乗ってきましたが、
パワーやトルクの出かたが
「カワサキらしいな」
と感じました。
ピークに入るとパワーを感じながら
グイっと加速するような印象です。
また、個体差なのかもしれませんが
クラッチをつなげる時に
少し振動が出ます。
荒々しいですねw
ブレーキと足回りは硬め
ブレーキはTOKICO製
4ポッドキャリパー
効かないわけではないですが
ちょっと不満のあるブレーキです。
TOKICOの標準ブレーキパッドは
耐摩耗性は高いですが
初期制動が弱いです。
この辺りはパッドの変更や
キャリパーの変更を
したくなるところですね。
リアサスペンションは
KYB(カヤバ)製
ちょっとゴツゴツしていて
街乗りでの快適性には欠けます。
伸び、縮み両方の減衰調節は可能。
フロントフォークも同じく
伸び、縮み両方の減衰調節が可能。
メーターは一世代前のシンプルさ
メーターはいたってシンプル。
オフセットされた2連メーターで
- 総走行距離
- トリップメーターA / B
- 時計
が左側液晶に表示され
- フューエルメーター
が右側液晶に表示されます。
一応左メーターパネルに
水温警告灯はありますが、
経験上カワサキは
冷却水漏れのトラブルが多いので、
せめて水温系が欲しいところです。
ツーリングに便利な積載性
シート下のスペースは
かなり広くとられています。
財布や携帯電話、
ちょっとしたお土産なら
すっぽり収まるのでは
ないでしょうか。
シート後部にはフックかけと
ヘルメットホルダー。
言うまでもなく便利です。
ついつい回転を上げて走りたくなる
このバイクはトルクは十分にあり、
低回転で走る事に不満は感じません。
しかし、
それ以上に中~高回転域が
気持ちよく走れるのでついつい、
アクセルを開けてしまいます。
マフラーを換えたら
気持ちいいんだろうなぁ。
市街地
前述もしましたが
車幅感覚がつかみやすく、
乗りやすいです。
但し、
重量があるので
またがって両足が着けないと
信号待ちや渋滞は
しんどいのかもしれません。
ハンドルにも少々重みは
感じられます。
高速道路
湧き上がるパワーを発揮できる
高速道路はかなり面白いです。
もちろんビキニカウルによる
防風性はありませんから、
走行風はかなり当たります。
しかし、
不思議と不安な感じはなく
安定した走りが楽しめます。
パワー感が気持ちいいので
スピード違反に気をつけましょう!
峠道
硬めのサスペンションが
ビシッときまってくれて
安定したコーナーリングが
楽しめます。
また、
エンジンは滑らかとは言えませんが
ピーキーでもありません。
しっかり回転を落として
切り返しする時もスンナリいきます。
それだけに残念なのがブレーキ
握り込まないと効いてくれないので
上手く減速できません。
エンジン特性からも
高回転で走りがちなので
余計にブレーキの弱さが
目立ってしまいます。
ZRX1200DAEGインプレまとめ
開発が途中で終了してしまって
一世代前のバイクに
なってしまっている感があり、
不満点はあります。
しかし、
そういった不満点を払拭する
素性の良さを
持ちあわせているバイクでもあります。
追加メーターや
ブレーキ、サスペンションの変更
マフラー交換など
カスタムを重ねていけば
不満点は取り除かれ、
自分好みのバイクに仕上がると
思います。
そして何よりも
これまでカワサキ車を経験した人は
「カワサキらしいなぁ」
と思えるバイクだと思います。
何とも言えないバイクならでは
迫力の様なものを
感じるのではないでしょうか。
バイクの乗換えを考えている人は
バイク王で評判より高く売るマル秘術
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あわせて読んでみて下さい。
最後まで読んで頂き、
ありがとうございます。