レンタル819年間会員
マイガレ倶楽部での
インプレッション
今回のレポートは
GSR400です。
400ccクラスでは
最高出力となる61PSを
発揮するバイクという事で
気にはなっていましたが
CB400SFほど
人気があるわけでもなく、
後まわしになっていました。
現在比較的新しく
中古市場でも手に入りやすい
4気筒エンジン搭載の
400ccクラスなので
CB400SFと乗り比べてみました。
個性がみなぎる外観
海外ではGSX-R600の
ベースエンジンを搭載した
ストリートファイター
GSR600として登場し
日本の免許制度にあわせて
400ccとなったGSR400。
しかしGSR600から
変更されたのは
基本的にエンジンだけ。
他は600ccのバイク
そのままなので
180/55-17のリアタイヤや
補強入りのスイングアーム
といった足回りは
400ccとしては
かなりゴッツイですね。
最大の特徴となる
4本出し風アップマフラー
とテールランプ。
割と好きな人も
多いんじゃないでしょうか？
マフラーの音は
ノーマルらしく静かです。
テールランプは
LEDになっています。
光り方がSV650みたいですね
なぜかスプロケに穴はなく
重そうな感じ。
アメリカンクルーザーみたい。
見た目で賛否両論なのは
フロント周り
ではないでしょうか？
なんというか
シャープさに欠けるというか
アカ抜けないというか
ミラーとかもうちょっと
スポーティなものが
良かったのでは？
個人的には
ポジションランプが
ダサいと思う。
シンプルながら充実の装備
GSR400のメーターは
アナログタコメーターに
2つのデジタル液晶を
組み合わせたもの。
スピードメーターが
右側にあるのが
ちょっと違和感を感じます。
そのスピードメーターの下には
ギアポジションインジケーターが
付いています。
フロントフォークは
イニシャル調整付きの
正立タイプ。
フロントブレーキは
トキコ製で
4POD、ダブルディスク。
レンタルした車両には
ABSも装着されていました。
リアサスも
イニシャル調整可能で
リンクタイプのモノサス。
スポーティな走りを支えます。
シートはダブルシートで
厚みのあるもの。
長距離でもお尻が痛くならず
前側が絞り込まれているので
足つき性も良いです。
シート下荷物スペースは
ほとんどありません。
クセは無いけど特徴ある走り
CB400SFのスペックと比べると
【GSR400】
- 最大出力：61PS / 12000rpm
- 最大トルク：4.0kgf･m / 10000rpm
- 車両重量：215kg
【CB400SF】
- 最大出力：56PS / 11000rpm
- 最大トルク：4.0kgf･m / 9500rpm
- 車両重量：201kg
こんな感じで
最高出力は勝っているものの
最大トルクは同じ。
車体重量は14kg重いので
CB400SFよりも速い！
と感じるほどではありません。
CB400SFの方がVTECのせいで
体感的には速いと感じる人も
多いと思います。
重さは若干感じるものの
400ccクラスの
4気筒エンジンモデル
という事が考えると
こんなもんかなと思えます。
市街地
CB400SFよりも
低回転ではトルク感があって
扱いやすい感じ。
重量感はあるものの
赤信号でつらいレベル
ではありません。
高速道路
しっかり加速して
巡行もスムーズで楽です。
シートが厚いので
ロングツーリングも
苦ではないでしょう。
まぁネイキッドなんで
走行風は覚悟しましょう。
峠道
CB400SFと比べて
走りで印象的なのは
コーナーリング。
CB400SFよりタイヤが太く
倒しこみがゆっくりになるのと、
フレームは600cc対応で
しっかりしているので
安定した走りです。
燃費と航続距離
286.4km走って
12.8Lガソリンが入ったので
計算上では約22.3km/L
ガソリンタンク容量は16Lなので
航続可能距離は350kmほどでしょう。
GSR400まとめ
正直言ってあんまり人気のない
GSR400ですが
乗ってみると良いバイクです。
ただ、GSR600の
パワーダウン版という感じは
否めません。
車検代やタイヤ交換費用など
維持費を考えると
ビッグバイクと
あんまり変わらないから
不人気の要因は
これが一番かな？
ただ、乗ってみると
良いバイクなので
今後も400ccクラスの
4気筒エンジンモデルがでなければ
ジワジワ中古市場での
人気は上がるんじゃないかな～？
とは思います。
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あわせて読んでみて下さい。
最後まで読んで頂き、
ありがとうございます。
